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Excelsior!

夕飯から金融工学まで

経済学の教材

経済学

こんにちは、Nobbyです。

今日は、僕が使った経済学の教材についてご紹介したいと思います。

先に筆者の状態についてお伝えしておくと、僕は経済学部に5年間在籍していました(現在最後の成績発表待ち)。卒業に5年かかった理由は長くなるので割愛しますが、僕の在籍している大学の経済学部はパラ経と呼ばれるほど単位認定が甘いことで有名。なので、率直に言って定期試験の勉強はまともにしてませんでした。

しかし大学院進学を念頭に置いていたので、少なくとも院試で使う分野はそれなりに勉強していました。

なので、

について、どの教材を使って勉強したのかを(自分の備忘も兼ねて)ご紹介したいと思います。

1. ミクロ経済学

入門段階はマンキューで独学していました。

マンキュー経済学 I ミクロ編(第3版)

マンキュー経済学 I ミクロ編(第3版)

 

僕は第2版を使っていたので同じ内容かは保証できませんが、需要と供給から始まり、外部性や独占などの不完全競争についても平易に触れています。グラフや図を用いてわかりやすく解説されているので、最初に勉強する書としては最適だと思います。

その次のステップとして奥野ミクロを開始。

ミクロ経済学

ミクロ経済学

 
ミクロ経済学演習

ミクロ経済学演習

 

他の有名所では武隈ミクロ、最近は神取ミクロなども流行りなようですが、演習書もあるということで奥野ミクロが一番いいと僕は思っています。

数式が多く、マンキューからはかなりギャップがある難度だとは思いますが、最後まで食らいつけば学部ミクロはほぼ完成と言っても過言ではないでしょう。

唯一の欠点として双対性について触れられていない点が挙げられますが、以下のサイトに補足資料が掲載されており、それを読めば補完できます。

sites.google.com

ミクロ経済学はこの3冊だけを使って勉強しました。奥野ミクロの完成度が高いのもありますが、教材は少なめの方がいい、という持論があるので、むやみやたらに手を出すことは控えていました。

2. マクロ経済学

マクロもミクロと同じく、最初はマンキューで勉強。

マンキュー経済学 II マクロ編(第3版)

マンキュー経済学 II マクロ編(第3版)

 

GDPから総需要・総供給まで易しく解説されています。入門書として最適。

中級以降もマンキューを使って勉強しました。

マンキュー マクロ経済学(第3版)1入門篇

マンキュー マクロ経済学(第3版)1入門篇

 
マンキュー マクロ経済学(第3版)2応用篇

マンキュー マクロ経済学(第3版)2応用篇

 

2冊で900ページを超えるかなりのボリュームですが、入門同様丁寧に解説されているので、これをしっかり読み切れば中級マクロは十分でしょう。

ただ、触れられている例がアメリカのものが多く、日本人に馴染みがないため少しわかりづらいのと、あとはやはり分量が多く読み直すのはしんどいということで、院試の勉強には二神マクロを使いました。

マクロ経済学

マクロ経済学

 

コンパクトにまとまっている良書です。

3. 統計学

素直に言って苦手分野でした。

まずは入門書から。

すぐわかる確率・統計

すぐわかる確率・統計

 

書き込み式で順を追って確率と統計について学べます。これを超える入門書はないでしょう。

続いて有名な統計学入門を。 

統計学入門 (基礎統計学)

統計学入門 (基礎統計学)

 

仮説検定や推定、回帰分析まで網羅しています。統計学はこれで十分かと。続き物として以下もありますが、僕はやりませんでした。 

人文・社会科学の統計学 (基礎統計学)

人文・社会科学の統計学 (基礎統計学)

 

4. 計量経済学

計量経済学統計学の発展したものと僕は考えていたので、統計が一定のレベルに到るまで勉強していませんでした。

上記の統計学の勉強を終えた上で、まず以下の本で勉強を開始。

例題で学ぶ初歩からの計量経済学

例題で学ぶ初歩からの計量経済学

 

計量経済学の入門書はこれが一番だと思います。数学アレルギーがある人はこれから始めるのがオススメ。

あとは線形代数の知識をつけたあとに浅野計量を一周しました。

計量経済学 (y21)

計量経済学 (y21)

 

線形代数の知識が前提となっており、(計量経済学全般に言えることではありますが)数式がたくさん出るので、結構重いかもしれません。ですがこれを読み切れば中級は完成したと言っていいでしょう。

あとは大学院科目で上級計量も受講していましたが、それは教材の指定がなかったので触れられません。すみません。

5. 数学

後日書きますが、院試で使ったのもありかなり勉強しましたし、一番苦労しました。

微分積分線形代数微分方程式は以下の「やさしく学べる」シリーズを使いました。

やさしく学べる微分方程式

やさしく学べる微分方程式

 
やさしく学べる線形代数

やさしく学べる線形代数

 
やさしく学べる微分積分

やさしく学べる微分積分

 

詳しい議論や最適化などは有名な岡田先生のものを使いました。

経済学・経営学のための数学

経済学・経営学のための数学

 

学部レベルの経済学でこれを超える数学は恐らく使わないと思います。

 

長くなりましたが、基本的な経済学の勉強に使った教材に関しては以上です。

こうやってまとめてみると、いろいろな教材を使って勉強はしたものの、それぞれに連関性があるんだな、と思いました。

5年間を振り返ってみると、一番最初に形にすべきなのは数学だと思いました。経済原論でも統計でも計量でも使いますから、最低でも微積分と線形代数の習得は早めに済ませてしまった方がよいと思います(僕は1回生の基礎数学を単位を取ることに終始してしまったので勉強のし直しが大変でした…)。

長ったらしい記事になってしましましたが、少しでも参考になったならば幸いです。