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Excelsior!

夕飯から金融工学まで

街路樹としてイチョウを植える理由の話

諸々

こんにちは、Nobbyです。

あと1ヶ月半もすれば冬も終わり、桜舞う春がやってきます。そんな季節ですが、今回は秋の象徴イチョウの話をしたいと思います。

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イチョウを知らない方はいないでしょう。大体大通り沿いに街路樹として植えられています。

僕はイチョウの葉が好きです。どうしてあんな形状の葉が生えるのかが不思議でなりません。色合いも秋らしくて綺麗ですし、東大のロゴにも描いてあってそういう意味で少し東大が羨ましくもあります(嘘です)。

ですが、僕はイチョウ並木がそこまで好きではありません。

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というのも、くさい

正確には潰された銀杏がくさい。イチョウの葉と焼いた銀杏を食べるのは好きですが、潰れた銀杏を量産するイチョウ並木は嫌いです。

僕の通う大学にもイチョウ並木がありますが、そこを通るときは息を止めます。あの臭いはどうしても慣れないし好きになれない。

なのに街路樹としてイチョウが植えられてることが多いのが不思議でなりません。

というわけで、今回はなぜ街路樹としてイチョウを植えるのかを調べてみたのでご報告します。

そもそもイチョウって多いの?

まず、イチョウってどれくらい植えられているの?というところから。

国土交通省国土技術政策総合研究所報告を参照したところ、イチョウの植えられている本数は高木の中で全国1位。その本数は569,684本で全国シェアは8.4%。

2位のサクラ類に45,000本近くの差をつけて1位に君臨しています。やっぱりイチョウは多かった*1

なんでイチョウなの?

では、なぜイチョウを植えるのでしょうか。2位が桜ですが、「ならイチョウの代わりに桜を植えればいいじゃない、春とても綺麗だし」と思いました。実際僕は桜の方が好きです。

というわけで調べてみました。

どうやら、イチョウには火に強い性質がある模様。江戸時代には火除け地に多く植えられ、大火の被害を小さくするために植えられていたようです。

現代では排気ガスにも強いことから、大通りの街路樹として植えられているのだとか。

さらに剪定(枝の一部を切ること)にも強く、管理が容易なことも理由なようです。

また、銀杏の臭害があるため、街路樹には雄樹を植えることが多いのだとか。じゃあ大学に植えられているのは雌樹なのか…。

あと余談ですが、実はイチョウは絶滅危惧種らしいです。「生きている化石」と呼ばれているらしい。シーラカンスと同列…。

まとめ

というわけで、簡単ではありますがイチョウについてご紹介しました。

火に強い、排気ガスにも強い、切られても強い、しかもむっちゃ種落とす、イチョウの生命力の強さを知ることができました。

序盤で散々扱き下ろしましたが、実際人間のエゴで植えられたものですし、防火の役割も担ってくれていると知って、なんとなく申し訳なさを感じました。ごめん、イチョウ。

これからはイチョウに感謝しながら過ごしていきたいと思います。特に飲み屋で銀杏食べるときとか。

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*1:ちなみに3位〜5位は、上から順にケヤキハナミズキ、トウカエデ。